電子タバコは日本製よりも外国製のものが多いです。故障した場合の対処は簡単ではありません。
まずはメーカーに問合せをする前に、今回の方法を試してみてください。
【充電できない】
充電ケーブルとバッテリーユニット(MOD:Modification)の接続部分が汚れているかもしれません。
埃などがついているかどうか確認してみましょう。綿棒を使って汚れを落とすと改善することも多いです。
汚れが綺麗になったら、もう一度充電してください。それでも充電しないならば、ケーブルかバッテリーユニットの故障が疑われます。
【煙りがでない】
バッテリーユニットに電源が入っているかをまずチェック。そして十分に充電されているでしょうか?
電源のオン・オフも念の為にチェックしましょう。連続して何度かボタンを押すとオン・オフができるタイプが多いです。
アトマイザーとバッテリーの接続部分の汚れも確認しましょう。コイル部分はどうでしょうか?
コイル交換可能なアトマイザーがあります。この場合にはコイルがしっかりと締まっていないと接触不良をしている可能性があります。
締め具合と汚れを確認しましょう。レアケースですが、コイルユニットが指定されている抵抗値を低く巻かれていることもあります。
例えば、抵抗値の下限が0.15Ωのバッテリーならば、1.14Ωのコイルユニットは使えます。
製造時の誤差で範囲ではない抵抗値になってしまっているコイルもあります。煙が出ないときはチェックする価値はあるでしょう。
【アトマイザーが熱を持って熱くなっている】
熱さにも程度がありますが、iPhoneが熱くなる程度の温度ならば大丈夫です。
熱湯みたいな熱さや触っていられない場合は、故障だと考えられます。
まずは空焚きの可能性。コイルにリキッドがきっちりと染みこんでいないのではないでしょうか?
染みこんでいないとアトマイザーだけでなく、コイルやウィック(わた)が故障してしまいます。無理にスイッチを入れてはいけません。
電子タバコを使っているときに、ウィックが乾燥するのはトラブルの元です。こまめにリキッドを補充しましょう。
コイル部分のジュースホールに直接リキッドを染みこませる方法もトラブル回避できる方法です。試してみましょう。
そして電子タバコを吸う感覚・インターバルにも注意しましょう。あまりにも間隔を置かないで吸っているとアトマイザーやコイルが冷却されません。
そこそこの間隔で電子タバコを吸うようにしてみてください。
【笛みたいな音がする】
アトマイザー(噴霧器)には、空気の流入をコントロールするエアフローがあります。このエアフローを絞りすぎると笛のような音がしたりします。
エアフローを調整してみてください。音がしないレベルを確認するといいでしょう。
無段階調整のエアフロータイプのアトマイザーは、空気の通りが笛と似ている形になります。音がなってしまうのは当然です。
エアフローの形を楕円形ではなくて、真円系の段階が調節できるタイプのエアフローのアトマイザー(噴霧器)に交換すると改善することもあります。
これはトラブルというよりも、納得するしかないことでもあります。
【煙の分量が少ない】
コイル部分に汚れがたまっている可能性があります。蒸気の量が少ないときは、
コイルを洗浄するか交換すると改善します。
コイルを洗浄するときは、しっかりと乾燥させるようにしましょう。綿棒を使ってアトマイザーの
中も掃除してください。アトマイザーは水で洗っても大丈夫な部分です。しっかりと洗って綿棒やティッシュで水分をとって仕上げるといいでしょう。
【アトマイザーのドローホールからリキッドが漏れてしまう】
もしかしたら、アトマイザー本体にヒビが入っているかもしれません。破損がないならば、アトマイザー本体の真ん中の穴に注目です。
リキッドを加熱する際に出る結露が堪っているか確認をしましょう。
もしも結露があるようならば、アトマイザーを外しましょう。綿棒で蒸気の通り道を掃除したら改善するかもしれません。
【イガる】
喉がイガイガすることです。
コイルの焦げ付きが原因です。コイル(ウィック)にリキッドがキチンと染みこんでいないからです。
こういった現象のことを
「ドライヒット」と言います。空焚きになってしまい焦げているのです。
リキッドが少なくなると、早めに補充しましょう。コイルがアトマイザーの上に付いているデザインのトップコイルは、このトラブルになりやすいです。
初めて電子タバコを使う場合も、リキッドを入れたら10分程度放置しましょう。そうすればしっかりとコイルに染みこみます。
コイルユニットのジュースホールに、直接リキッドを注入すれば改善するでしょう。